マルヨシがAfter JIMTOF 2019開催(3月8日、9日)。ミニ展示会含め30回超える歴史刻む。
- JIMTOFをできるだけ再現していく場にしていきたい‐と運営を担う金野貴旨副社長は、3月8、9の両日、ふくやま産業交流館「ビッグローズ」で開催する「AFTER JIMTOF 2019」についての抱負を語った。
- 「2日間で1500人の集客を目指している。昨年のJIMTOFではソフトや自動化を意識したロボットに重心があったと考えるので、これに沿ったイメージで『つなぐ、つなげる、つながる』をテーマに設定。これから本番を迎えるIoTに関する提案を実践していきたい」。 設定したテーマは同時に技術の継承、ものづくりをどのように次代へと繋げていくかという問題意識にも通じていく。
- 「毎回、頭を悩ましているが、展示内容の見やすさ、見せ方に工夫を凝らしていきたい。また、工具のトラブルシューティングや工場の見える化、IoT時代の測定の自動化といったセミナーもご用意させて頂いている。現場に即した実践的な内容を期待して頂ければ」と金野副社長は訴える。
- マルヨシでの切削工具の比重は8割~9割を占めるほか、再研磨事業も展開するなど、切削加工に関するノウハウで、高い信頼を勝ち得ている。
- 「当社は9月決算で、3月はちょうど折り返し地点。後半への成果に繋げていくためにも、全スタッフ一丸となって、きめの細かいアテンドに努めていきたい」。
- マルヨシ主催の「AFTER JIMTOF」展示会は、備後地区最大の情報発信イベントとして、定着しており、毎回、来場者から好評を得ている。
- 金野社長は「展示会開催は、1980年、府中でのミニ展示会に端を発し、実に40年近くの歴史がある。1989年、府中文化センターを皮切りにスタートしたマルヨシ主催のプライベートショーも今回で15回目を数え、ミニ展示会を入れると30回を超える」と補足した。