中部日本コロマント会総会 新会長に箕浦中央工機社長が就任 ―サンドビック―
コロマントの新たな「顔」となった山本専務
- サンドビック中部日本コロマント会総会では、3期6年にわたって、会長を務めた白柳会長に代わり、新会長に箕浦(中央工機社長)新会長が就任したこと、新体制がスタートし、1月1日付でサンドビックコロマントの専務に就任した山本氏による自己の経歴に触れながら挨拶したことが、特筆すべき内容となった。
- 箕浦新会長は「機械が売れれば工具も売れるということが実証され、過去最高を記録した。今まで以上に交流を発展させていくことが重要」と挨拶した。
- また、山本社専務は「1994年に特殊鋼の部門に入社。鋼材事業部の営業部長、2015年にマテリアルテクノロジーカンパニープレジデントを経て、今年からコロマントの専務を務めることになった」と自己紹介。西日本統括本部長も兼任する。1968年生まれ、神戸市出身。
- コロマントの2018年について山本専務は「機械搭載案件が活発に動き2桁以上の伸びを示したほか、流通の商売も好調に推移した」とする一方「自然災害に関連して、中国・四国エリアは、その影響が出た」と語ったほか、客先の国際化に伴う「価格の標準化」、3Dプリンタで製作した世界初のチタン合金製ミーリングカッターなど、高付加価値製品の開発に取り組む現状にも言及した。
- その後、感謝状贈呈、コロミル316+BTシャンク一体型ホルダーによる、成功事例の紹介が行われ、最後に河田技術製品開発部長が「サンドビックのデジタルマニュファクチャリング」のテーマで講演が行われた。