ステンレス製クーラントホース「ヒルトライン」著しい伸び。大手から中小ユーザーにも浸透—ライノス
ヒルトラインを手にアピールする濱口課長
- ライノスの近況をヒアリングするため、濱口課長を訪問した。
- 「受注数字は過去最高レベルを継続しているが、仕入れ先の生産枠に限界があるため、納期面での長期化が継続している」と言う。
- 新規の拡大も輪をかけている一因だが、代わりのアイテムがない商品は「お待ちいただいている」のが現状のようだ。
- メカトロテックやJIMTOFといったパブリックの展示会ばかりか、同行PR、なかでも中部地区では、その頻度が高い。安定供給を通じた末広がりを、今期は特に期待しているそうだ。
- 「この間の商材で著しい伸びを示しているのは、ヒルトライン。クーラントを工具の刃先や被削材にピンポイントで吹き付けるステンレス製のホースだが、工作機械メーカーの『準搭載』アイテムへと成長してきている」。
- 販売から4年。大手メーカーを中心に、採用され、違うラインへと横展開が加速する一方、最近では、中小規模のユーザーへも広がってきた。
- 「一度、採用されれば、工具の耐久性向上や生産性の向上が結果として表われ、リピートに繋がっていく」。
- ヒルトラインの拡販を梃子に、主力の工具の浸透にも活かせる戦略商品として、今後も期待される。