独・マイクログラインドチャックは、工程集約、稼働率アップに寄与。NKワークス・河村課長
3月開催のグラインディングテクノロジーでのNKワークスブース
- NKワークスで、独・GDS社のマイクログラインドチャックをはじめとする、チャック関連の販売の主力を担う河村課長を訪問した。
- 「3月に初開催されたグラインディングテクノロジーのフォローが終えた。目的のはっきりとした来場者がほとんどで、引き合いや予算化、導入の検討といった、中身の濃い展示会となった」と言う。
- 昨年から力を入れてきたマイクログラインドチャックは「リピートが発生してきた」ようで「工程集約、稼働効率アップに寄与するアイテムとして、アピールしている」。
- 大枠で捉えれば、人手不足解消にも繋がり、市況そのものとは一線を画しながら、浸透が期待できる商材と言えるだろうか。
- 「今まで、あまり認識がなかったが、ツールホルダーのテーパを掴みたいというニーズが発生し、特殊なアプリケーションを得意とするスイスチャックを提案したところ、評価され、商談が具体化している」と、他のチャックの横展開にも期待が膨らんでいる。
- アピールでは、周辺機器分野とのコラボレーションにも積極的で、たとえば、工具計測で定評のあるゾラーが挙げられるだろう。
- 「ゾラージャパンさんが自社ビルを持たれ、その活用の一環で、4月、6月とセミナーが開催された。ドイツメーカー同士とあって、GDSのマイクログラインドチャックのプレゼンを行う機会を得て、参加者に効用を訴えた」そうだ。 ニッチではあるが、深掘りをしていけば、確かな需要がある。期待したい。