ビジョンダイヤモンド400Lを出展。ワルターエワーグジャパン
ワルターエワーグジャパンの池田社長(ショールームで)
- ワルターエワーグジャパンの池田社長を訪ね、現況について紙面化するとともに、目前になりつつあるメカトロテックのアピールポイントをまとめてみた。
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- ワルター機は納期対応がスムーズになり、受注の上でも活かせるようになってきている。
- 「中国需要の落ち込みに関係するが、ジャパンでは、受注から納入、立ち上げまでが従来よりかなり早く対応できるケースも出てきて、顧客からの満足度アップにも繋がっている。研削盤は前期よりも好調で金額ペースでは増えており、測定機は、台数は前期を下回って推移してきたが下半期から上向いてきた」。
- 工具、自動車、航空関連のユーザーが多く、研削盤は、パワー400、ビジョン400がリピーター中心に好調に推移する一方、市場での稼働台数が増えるなか、アフターフォローサービスの点でも、忙しくなっている。
- 一方、エワーグ機については「昨年よりも減少を辿っているものの、コンパクトラインは、リピーターからの根強い人気があり、レーザーラインウルトラは、スパイラル加工ができるアドバンテージへの評価が高い」と言う。
- ワルター機の2017年から実施している「買い替えキャンペーン」は継続中で、需要を刺激しながら「(当社の)電気系統部品などの、供給面での難しさの一掃」にも一役買う。
- 「2年前から再注力してきたマイクロは、顧客のテスト加工、その結果によって、少しずつではあるが、受注に結び付いてきた。補助金活用による受注も見られるようになってきた」。
- さて、目前に迫ったメカトロテックでは「他社にない提案」として、研削+放電の強みをアピールするため「ビジョンダイヤモンド400L」を出展する。
- 「ダイヤモンド工具製作に関わる反応の良さ、砥石では対応の難しい用途での活用で、ワルターのメリットが出しやすい機種と捉えている。他にヘリチェックプラスを出展するが、グループであるスチューダも当社のブース内に大型スクリーンでの製品紹介コーナーを設けて出展の予定だ」。
- EMOショーでは、技術的進展の披露がなされ、来春3月のグラインドテックへと「コマを進めていく」考えだ。
メカトロテックに出展予定のビジョンダイヤモンド400L