5軸加工機や自動化の進展に期待するシュンクジャパン
エンド_オブ_アーム
- EMOショーへの関心が高かったのか、日本からのお客さんも多かったというシュンクジャパン。
- 谷本社長は「ジャパンからも2人派遣した。機械メーカーブースへの関連商品の展示とコラボレーションに努めるとともに、5G対応へのアピールも行った、と聞いている」。
- 工作機械の自動化という点で、シュンクにとっては、ロボットに関連するアクセサリーの検討を促していく活動が重要になる。
- 「ただ、日本のユーザーが、どの程度の自動化を想定されておられるのか、なかなか、見えてこない」のも実態のようだ。
- EMOショーで付け加えると、注目を集めた、iTENDОというツールホルダーがある。
- 「内蔵されたセンサーによって、ビビリなどを考慮して、送り速度など、最適な加工条件を加工機内のユニットに送信、刃持ちの良さや最適な仕上げ面の確保に寄与していく。油圧ホルダーTENDОシリーズのメリットをアピールしていくことにも通じていくことから、今後、日本での販売も、乞う、ご期待というところだ」。
- 荒から仕上げまで、オールラウンドに対応可能だ。
- さて、目前のメカトロテックでは、JIMTOFの「中部版」と捉え、浸透、深耕を図っていく。
- 3点に絞って紹介したい。
- まずは、5軸加工機が普及している、フォローの風を意識しての5軸加工機用バイスKSC。
- 「豊富なジョーのバリエーションをご紹介させて頂く」。
- 油圧ツールホルダー「TENDО E compact」シリーズは、認知度の高まりの中、標準タイプに加え、2面拘束タイプ、スリムタイプが展示される。
- また、需要が高まる協働ロボットに関連して「協働ロボット用エンドオブアーム」が出展され、ユニバーサルロボットに適合する多彩なソリューションが紹介される計画だ。 さらにブースでは、協働ロボットを使用したデモも計画。
- 「当社のロボットハンドである『Co‐act EPG‐C』を装着して、台湾のロボットメーカーのロボットでデモを行う。このロボットハンドは、手首のフランジ形状、通信ケーブルを各社の協働ロボットに合わせられる」と言う。
- シュンクジャパンの現状では、クランピング分野が3割伸長しており「潜在需要の高さを証明」し「今後は、5軸加工機や自動化の進展に期待を寄せていく」一方「グリッピング分野は、伸び代が高く、『市場参入段階』と位置付けつつも、自動化への後押しを推進し、当社製品のメリットを享受頂ければ幸い」とコメントする。
KONTEC KSC
TENDO Slim4ax