豊田バンモップスと光機械製作所がダイヤモンド工具研削盤で業務提携 初年度5億円〜7億円見込む
- ダイヤモンド・CBN工具メーカーの豊田バンモップス(以下豊田)と専用工作機械メーカーの光機械製作所(以下光)は、このほど、ダイヤモンド工具研削盤の販売で業務提携した。豊田は研削砥石と卓上式ダイヤモンド工具研削盤を製造販売しており、光は自動式ダイヤモンド工具研削盤と手動式ダイヤモンド工具研削盤の製造販売を行っている。
- 自動車部品の軽量化等の影響で、アルミや銅などの非鉄部品向けの切削加工の総量が増えるなか、ダイヤモンド工具需要が上昇。刃先を繰り返し研磨して切削加工で対応しているのが現状だ。
- ダイヤモンド工具研削盤のユーザーは、大手工具メーカーから中堅メーカー、再研磨メーカーと実に多様で、ニーズに合わせて卓上式、手動式、自動式が選択されている。
- 今回の提携で豊田、光ともに提案内容が広がり、多様なソリューションの提供が可能となる。販売機種として豊田製の卓上式ダイヤモンド工具研削盤「DPCG‐4」、光は自動式ダイヤモンド工具研削盤「HPCD‐150S」、手動式ダイヤモンド工具研削盤「HPCD‐150M」が挙がった。初年度は5億円~7億円の販売を見込む。