オーエスジー株主総会後の懇親会で「成長戦略」「欧州市況」「国内営業」「南アジア戦略」
OSG株主総会
- 第107回となるオーエスジー株主総会後の懇親会で「成長戦略」「欧州市況」「国内営業」「南アジア戦略」のテーマで担当者から報告がなされた。
- 成長戦略では、コロナウイルスの拡大が見通せない中「8掛けの世界で利益を出せるようにしていく。特に欧米のマーケットでシェア拡大を追求し、筋肉質の体づくりを通じて利益確保を狙う」。
- 5月末にはNeo新城工場が稼働する予定。
- 「多品種小ロット生産でも利益を出せるモデルラインの構築を目指す」。
- 欧州関連では「膝のインプラント需要が現在、1兆円規模。5年先には1兆3千億円となる見込み」とのトピックスが紹介された。
- 国内営業では「昨年6月から顧客の機械導入時にツーリングの提案をスタートさせ、アプリケーションセールスチームを発足させた。機械メーカーや、大手ユーザーを訪問する。初期の搭載レイアウトがカギを握る」と言う。
- また、工具プラスαの提案も新たな取り組みで「たとえば、タッパーと繋ぎ、めねじ加工の提案を行うなど、工具単体ではなく『繋がるものづくり』」を進めていく方針だ。
- 南アジア戦略では「ここ3年、4年でシェアは拡大してきた。5G需要でさらに期待が持てそうだ。半導体関連市場がいい時は、アジアが伸長する経緯があるからだ」。