フジBC技研がキャンペーン仕切り直し 7月からスタート
インタビューに応える伊藤社長。右はズームで対応してくれた西日本担当の倉本氏
- フジBC本社を訪問し、伊藤社長に近況を取材すると同時に、ズームを活用しながら西日本担当の倉本営業スタッフにも参加してもらった。
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- 「フジBCに入社する前に、IT企業に勤めていたが、WEBやタブレットの画面では限界がある。コロナに応じたリモートワークに対応しつつも、紙の資料は必要であり、対面営業も継続させ、付加価値のある営業を続けていく方針だ」。
- 紙の資料と言う点では、昨年、1商品1リーフレットという形で非常に見やすかった印象がある。
- 倉本営業スタッフは「ようやく近場を歩き始め、営業再開といったところ。先日、滋賀のユーザーから、機械の移設に伴って、マシニングセンタの工程を実験的に変えてみたい。ついては、工具の提案を!とのことで足を伸ばしてきた」そうだ。
- 昨年までは、展示会を通じて、取り扱い販売商社が増えてきて、ユーザー訪問の機会も増えてきている。
- 伊藤社長は「エンドミルだけは、唯一、売り上げが伸びている。分母はまだまだ、小さいが、毎年、20%成長を継続してきた」と語る一方、倉本スタッフは「サンプルの提供で、商品によっては八割以上、全体で少なくて見ても半分以上がその後の受注に結び付いている。知名度アップと並行して、サンプル提供のきっかけを掴んでいきたい」と意欲を語った。
- 本来、4月半ばから実施される予定のキャンペーンは、仕切り直して7月からスタートする。
- 「価格の点はどうかといった市場調査にもつなげていきながら、売れ行きに弾みをつけていく機会としたい」と伊藤社長は、目前に迫ったキャンペーンの意義に言及した。