サマーキャンペーンは「500セット」+214セットに タイラードりルが半分以上「この流れを加速へ」
ユーチューバーとなって協力企業訪問などのレポートも行う木村欧州マネージャー
- ダイジェット工業を訪問。サマーキャンペーンを終えたばかりでもあり、有吉企画室長に取材した。
- 「キャンペーン開始2カ月余りの9月初旬には、計画の500セットをすでに達成したが、さらなる上積みを図るべく、9月末まで継続し、最終的には714セットとなった」と言う。
- キャンペーンの実績としては、タイラードリルが半分強を占め、当初から重点目標に掲げる「穴あけへの注力」で成功を収めた形となった。
- 「市場を選ばないという汎用性の高さもある。今後、この流れをいかに定着させていくか。新規顧客獲得も意識しながら、進めていきたい」。
- トピックス的な話題として「(キャンペーンに関し)全営業所で目標をクリアしたのは初めてのこと」とのニュースも飛び込んできた。
- 4月~9月の国内の半期については「自動車関連は『まだら模様』ながら」年々、シェアを上げてきた航空機分野が本当に厳しいようだ。
- 「自動車向けの金型はそんなに落ちていないばかりか、忙しいとの声も聞かれる。5G関連では、新規案件も出始めている」。
- 営業活動については客先への訪問機会が徐々に増えてきているものの「実際に当社製品を手に取ってもらうためのアプローチとして、WEBでストーリーを作り込んでいく必要はある」との認識で「11月16日からのオンラインJIMTОFに向けて、新製品アピールを念頭に置いて対応していく考え」と言う。
- 一方、海外については「中国以外は厳しく、また、その中国と言えど、対米輸出の激減等で回復スピードは緩い。従来から注力しているプレス型に加え、鍛造型、ダイキャスト型など、新規開拓もプラスしていく考えだ。低迷している欧州、北米エリアは、回復基調も伺えるようになり、下半期は多少、明るくなるとの予測を織り込んでいきたい」。
- 最後になるが、最近のダイジェット工業の情報発信と言う点で、欧州でのSNS発信が話題を集めているとの話を聞いた。
- 「欧州担当の木村マネージャーが海外サイトをリニューアルした。かねてより顧客から要望のあった製品検索サイトの英語、ドイツ語バージョンを8月から立ち上げ、標準品の取り扱い状況や製品仕様など最新情報の提供が可能となった。また、木村マネージャーが直接、ユーチューバーになって、欧州協力企業の訪問や日本のダイジェット本社を訪問して生悦住社長や製品開発担当者へのインタビューを行い、それらの動画を公式YouTubeチャンネルより配信している」。
製品のデリバリーなどについて語る欧州協力企業スタッフ