難削材加工用高送りカッタ「SKS‐GⅡ 09タイプ」 ダイジェット工業
SKS-G2_09タイプ
- ダイジェット工業は、難削材に特化した切れ味重視の高能率高送りカッタ「SKS‐GⅡ 09タイプ」の販売をスタートさせた。
- 小型インサートによる多刃仕様で、チタンやステンレス、耐熱合金などの難削材でも、軸方向の切り込み量(ap)最大0・9ミリの高能率加工を実現。
- また、直線刃形および強アキシャル設計によって切削抵抗の低減を達成し、難削材の安定加工を可能にしている。
- さらに経済的な4コーナー仕様の四角ポジインサートの採用や外周研磨による初期摩耗を抑え長寿命を達成しているほか、ブレーカ付きインサートとノンブレーカインサートをラインナップしている。
- インサート材種は、優れた耐熱衝撃性を示すPVDコーティング材種「JC7550」、および耐摩耗性と耐欠損性のバランスに優れた母材に耐溶着性に優れたPVD被膜を採用した「JC7518」で、チタン合金やステンレス鋼、耐熱合金等の難削材に対応する。
- サイズ・価格は、本体でボア対応はφ40ミリ~φ80ミリ(計6形番)エンドミルタイプφ25ミリ~φ35ミリ(計6型番)モジュラーヘッドタイプφ20ミリ~42ミリ(計8型番)。本体標準価格は3万1500円~10万6200円(税抜き)。
- インサート型番はSDEW090312ZER(インサート材種:JC7550、JC7518)、SDET090312ZDER‐SM(インサート材種:JC7550)。インサート標準価格1080円(税抜き)。
- 11月16日から発売開始したが、モジュラーヘッドタイプφ20ミリ、φ22ミリのみ来年1月発売予定。