第1四半期終えた段階で「受注120%、売り上げ115%で推移」するエフピーツール。戦略光る特殊対応、海外部門では4ポイントずつ上昇。
松本社長
- オーエスジーグループとなったエフ・ピー・ツールの2021年度は、12月からスタートし「第1四半期を終えた時点で、受注は120%、売り上げは115%の実績。4月に入っても好調に推移している」と松本社長は語る。
- 引き合いベースで捉えると「倍増」となっている、環境の変化に直面しているようだ。
- 今後の伸び代は「特殊対応」「海外強化」を掲げて進んでいるが、この点について松本社長は「双方とも、4ポイずつント上昇している。海外対応では、東南アジア、なかでも中国市場へのアプローチを強化していきたい。市場の魅力に加え、私を含め、営業の半数は中国語を話せるからだ」。
- 特殊品の強化では、設備面で新たにCNC研削盤を導入、受注する体制を整えていく。
- 「2024年度に創業80周年を迎えるにあたって、中期計画として今年度を起点とする3か年計画、《FPビジョン80》を策定した。皆で考え、定量的目標を共有することに努めていければと考えている」。
- 地域で販売実績の高い販売店のプライベートショーにも積極的に参加する一方、10月開催予定のメカトロテックにも出展を決定している。 「考えながら、行動する。行動しながら考える」—松本社長の考えは、シンプルでわかりやすい。