VM53Rを限定販売-OKKがプライベートショーで。700人が来場
創業100周年記念「VM53R」 ボディ左上には記念の金色プレート
OKK猪名川製造所内の会場には、立形・横形の各種マシニングセンタ、フライス盤が展示され、二日間で約700名が来場した。
OKKは、昨年10月に創業100周年を迎え、これを記念して創業100周年記念『VM53R』(立形マシニングセンタ)を限定販売。これには、限定仕様として、NCオプションパックやリニアスケール等の複数のオプションも搭載されている。
会場では、100周年記念『VM53R』にエムーゲ・フランケン社のトロコイド加工用エンドミルを装着したトロコイド加工が実演された。
また、『VM53R』を用いた金型荒加工の切削時間を切削方法別で比較したデータも展示(被削材NAK80(HRC40))。φ16エンドミルとφ25丸駒カッターを用いて加工した場合、φ25R5丸駒カッターとの比較では73%減、φ25高送りカッターとの比較では63%減となり、トロコイド加工による切削時間の大幅な短縮が紹介された。
『VM53R』の担当者は、「『VM53R』であるからこそ、トロコイド加工用エンドミルの力が十分に発揮できる」と語る。 VM/Rシリーズ、性能を一新 本体と主軸の剛性高める
今回、VM/Rシリーズは、本体剛性と主軸剛性を活かした実加工を行い好評を博していた。