ロウ付けカッターの夜間自動運転に配慮して宇都宮製「ＵＧ-ＭａｘＰｒｏ」導入。初のロボット付き 工具研削盤が期待に沿った活躍

• 　静岡県外へと跨いで行く活動に自粛要請が出ている。
• 　松岡社長は「当社も順守している。受発注についてはリモート対応だが、移動の制約は何かと不自由が伴う。３月は前年比プラスに転じたが、４月は再び落ち込むなど、当社を取り巻く状況はまだら模様。金属加工分野では、産業的には自動車関連が良く、木工関連は、輸入規制で原木が従来比１・５倍まで高騰、顧客の製品づくりに大きな影響を与えている」との現状を語る。

• ３月に初のロボット付き工具研削盤
• 　この間のトピックスとして、松岡カッター製作所では、３月に静岡市の補助金を活用して、ロウ付けカッターの夜間の自動化設備を導入した。

• 宇都宮製作所製「ＵＧ-ＭａｘＰｒｏ」を導入
• 　「加工原点を自ら作成してくれる宇都宮製作所のＵＧ-ＭａｘＰｒｏを選択した。導入ポイントは、ロウ付けカッターの夜間の自動化。当社初のロボット付き研削盤でもあり、稼働から一カ月半を経ているが、想定よりも立ち上がりが早く、期待に沿った活躍をしてくれている」。
• 　スタッフの退社時にセットして、翌朝まで滞りなく、ロボットがハンドリングしてくれるメリットは大きいと言う。
• 　ロウ付け技術の継承と自動化による効率化の追求、松岡カッターの、差別化への熱意を感じた次第だ。

ＵＧ-ｍａｘＰｒｏを導入。夜間運転の自動化に対応するため、松岡カッター製作所では初のロボット付き工具研削盤となった

展示会出展にも積極的に参加する松岡カッター製作所