グラファイト加工機所有のユーザーをターゲットにスーパーダイヤを提案、納入実績に結実したフジBC技研
倉本営業スタッフ。インターモールド大阪のブース責任者でもある
- フジBC技研を訪問し、伊藤社長、倉本営業スタッフに面談。工具部門の今期の業績を振り返ってもらいつつ、来期からの展開について語ってもらった。
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- 伊藤社長は「工具部門は、ミルコーナほか既存の工具ばかりか、新三協工具についても右肩上がりを継続して、基本的にはコロナ禍前のレベルにまで回復している」と語る。
- 新三協工具についてはダイヤコートの浸透を念頭に置いて販売に注力した。
- 倉本営業スタッフは「グラファイト加工機を所有しているユーザーをターゲットに絞ったところ、スーパーダイヤの使用実績に繋がったばかりか、ラジアスやボールへの横展開も図られ、金型部門でも、採用を決めて頂くなど、新規開拓の点でも成果を上げることができた」と、スーパーダイヤに的を絞った提案のメリットに言及した。
- 伊藤社長は「関西での成功例をベースに、来期からは中部、関東などでも拡販していきたい。特に中部はグラファイト加工機を所有するユーザー数はダントツに多く、来期には結果を出していきたい」。
- 来期の展示会では、目前に迫りつつある4月のインターモールド大阪、7月には2度目の出展となる西日本製造技術イノベーション(北九州)、そして11月のJIMTОFが控えている。
- 「インターモールドは、ダイヤコートを軸に展開していくことになるが、売れ筋の高硬度用4枚刃エンドミルに6枚刃をラインナップした新製品ほか、ボーリングバイト、バリ取り工具など、幅広くアピールしていきたいと考えている」と倉本スタッフ語った。