安田工業が「YBM640V/950V」を大幅リニューアル。自動化レイアウトにも配慮
YBM640V/950V
安田工業が誇るベストセラーモデル「YBM640V/950V」が装いを新たに新登場する。発売から28年を経た大幅なリニューアルだ。
広報担当者は「均整の取れたプロポーションと使い勝手との両立を図った、グローバルテイストなデザインに仕上げた」と語る。
メンテナンスパネルや補器類の配置を見直し「自動化レイアウトに際して自由度を高めた」ばかりか「ステンレス製スラントカバーを標準装備して切粉の侵入を防ぎ、耐久性と切粉排出性を向上させている」。
また、可動式アーム型操作盤は、高さのカスタマイズも可能になり「状況に合わせて機械が人に寄り添えるように配慮した」ことも魅力だろう。
このほか、従来の油圧ユニットに代わり、インバータ型油圧ユニットを採用、ECOモードとの併用で最大6%の消費電力削減に繋げている。
従来からの独特な機械構造、徹底した熱変位対策、独創的なスピンドルといったYASDA独自の技術は継承しつつ、生まれ変わったYBM640V、YBM950Vへの期待が膨らんでいくことだろう。