サンドビックコロマントが
「２０２２ コロマント会　役員会・代理店会合同会議」

サンドビック本社とコロマント本部が、８月１日から、名古屋駅徒歩圏内の「ＢＩＺｒｉｕｍ名古屋」に統合され、そのお披露目もかねて、９月８日には「２０２２　コロマント会　役員会・代理店会合同会議」が開催された。
　中日本、東日本、西日本各エリアの特約店会長が一堂に会した「リアル会議」。「集約されたことによるカスタマーサービス強化に期待」（箕浦会長）「意味深い、名古屋という地での統合」（橋本会長）「名古屋本社通じて、活性化願う」（有本会長）と各会長が「新たな門出」を祝った。
　サンドビックの山本社長は「１９６６年から本社は神戸に置いていたが、コアビジネスがコロマントであること、上社での借地契約が満了を迎えたこと、名古屋が地理的にも日本の中央に位置していること、コロナ禍におけるリモートの進行やレンタルオフィスの活用頻度の高まり等々を踏まえ、『ＢＩＺｒｉｕｍ名古屋』への移転統合を決定した」と移転の理由を語った。
　スウェーデン本社は、日本のマーケットを重要視している。
　「事実、私は東南アジア・インドも担当しているが、半数の企業は、日本企業に関連しており、日本での成功はアジアでの成功に繋がると確信している」と山本社長は語る。
　西日本のコロマントを担当する髙宮副社長からは、２０２５年までの営業戦略が語られ、特約店とリンクしたサービスの提供、勝率１００％に近いＭ５シリーズなどの新製品紹介、コロマント会におけるＷｉｎ-Ｗｉｎビジネスモデルなどが強調された。
　また、東日本を担当する武井副社長は「カーボンニュートラル及び持続可能なビジネスへのアクション」として、ＡＭや希少材料のリサイクル、太陽光発電、デジタル化等への取り組みを概説した。

移転したオフィス内の雰囲気