CNC円テーブル、TNC200発売-ユキワ精工
CNC円テーブル TNC200
- ユキワ精工は、機械のスペースを最大限に活かす薄型のCNC円テーブル「TNC200」を発売した。
- CNC円テーブルは、専用コントローラや搭載機械のNC装置の制御によりワークの角度割出を行う機器である。昨今の金型部品・機械部品・自動車部品の加工ラインでは、BT30マシンの設置が飛躍的に増加し、省スペース・省エネの小型マシニングセンタで量産加工を行うケースが増えている。そこで、活躍の場が増えている小型マシニングセンタの機内スペースを最大限に活かす薄型のCNC円テーブル「TNC200」を開発するに至った。
- 特長①世界最高クラスのコンパクト設計
- 胴厚97ミリと世界最高クラスのコンパクト設計。省スペースな工作機械に搭載しても、治具エリアを広く取ることが可能。
- 特長②薄型サイドテーブルとセットで、さらにスペースを有効に
- CNC円テーブル「TNC200」と同時開発の薄型のサイドテーブル「STT160」をセットで使用することにより、機械スペースを最大限に活用出来る治具設計が可能。
- 特長③抜群の防水性
同社の特許でもあるオートエアパージを標準装備しているため、切削水に対して抜群の防水性を誇る。クランプ用エアを接続するだけで円テーブル内部の圧力が上がり、かつ内圧を一定に保つことで外部からの切削液などの浸入を防ぐ。
- ▼製品仕様
- ○テーブル直径(mm)
TNC200φ130 STT160φ130
- ○センタ高さ(mm)
TNC200 160 STT160 160
○クランプ方式
空圧(0・3~0・5MPa)
○クランプトルク(Nm)
TNC200 340 STT160 415
○割出精度(累積)
TNC200 30秒以内
○総合減速比
TNC200 1/90
○最大回転数 (min-1)
TNC200 33・3
○製品重量(kg)
TNC200 43
STT160 25
TNC200小型マシンへの搭載事例