立型マシニングセンタ新製品・CMX Vシリーズ公開、DMG森精機
CMX Vで加工実演
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DMG森精機は、立形マシニングセンタの新製品「CMX Vシリーズ」の販売をスタート、9月27日には東京グローバルヘッドクォータ―で報道陣に公開し、開発に関わった高山専務が直接、説明を行った。
「最大の特徴は、290種類もの標準オプションを設けたことにある。客先のワーク完成時までの要求に応えていきたい」。
同社は2005年以来、立形マシニングセンタを1万5千台出荷、その中から専用オプションを抽出したそうだ。
「先般のIMTS(シカゴショー)に出展し、アンケート調査で最も興味ある機種に挙がったが、理由は、このオプションの拡張性にあった」。
Y軸のストロークが560ミリ、クラス最大の懐深さがあることや軸構成の見直しにより、工具交換が楽になった点も見逃せない。
日本、北米、中国、ポーランドの4拠点でトータル月産140台。納期は驚きの2カ月。JIMTOFでは、3種類のラインアップで出展される。
報道関係者の公開された新製品CMX 110V