シミュレーションソフト「VERICUT」の新バージョン提案へ
今年で創業35周年迎える
昨年開催されたJIMTOFブースの状況
1988年創業のCGTechが今年で35周年を迎える。
広報担当者は「デジタルマニュファクチュアリング全般にわたって、お客様への新たな価値を構築し、提案することに努めてきた。要のシミュレーションソフトであるVERICUTの新バージョンも、目前に迫ってきたGrinding Technology Japanを皮切りに披露していく計画。是非とも来場いただき、日ごろから困っていることや悩まれていることを相談頂ければと思う」と訴える。
VERICUTの進化が止まらない。今回は昨年リリースされた「9・3」のスピードアップ、グラフィックの向上・改善、FORCEの改良・改善などが盛り込まれた「マイナーバージョンアップ」になると言う。
「研削に特化した展示会だけに、ピンポイントで来場者を集客できるのが魅力。会期中、工作機械のシミュレーション主体に、常時、2人はアテンドできる体制にある。デモを希望される方には『VERICUT デモ事前予約フォーム』から申し込んで頂ければ、お待たせすることなくご案内できる」そうだ。
前回は、非常事態宣言下での開催となり、集客の面で厳しさを余儀なくされたが、今回は人の動きに制限がなくなり、集客も期待できるだろう。
「弊社の業績も、おかげさまでコロナ禍前のレベルに戻りつつある。VERICUTは、量産現場よりも、難しい加工や特殊な領域で成果を上げている、中規模クラスの加工現場での採用が多くなってきた。エリアでは日本は自動車関連ユーザーの多い中部圏が堅調だが、自動車以外の分野にも訴求していきたい」考えだ。
オンラインセミナーも継続しており、1か月に一度程度開催。集客についても、成果を出せるようになってきており「商材の特性からもウェビナーは向いていると判断。内容的にはユーザー向けが多い」との総括も。
だが、マスク着用の緩和やコロナの5類への引き下げ等によって、リアル展示会が増え、勢いが戻ってきた。
「10月にはメカトロテックと、実績ある展示会には今年も出展するが、博多で開催されるものづくりフェアやロボット展といった、業種の広がり、エリアの広がりを追求した展示会出展も試みる予定。ご期待頂ければ」と訴える。