日本機械工具工業会新会長に不二越の五島工具事業部長を選出。「今年度は出荷金額5000億円到達へ」

一般社団法人 日本機械工具工業会

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新会長に選出された五島不二越工具事業部長

日本機械工具工業会の第9回定時総会が開催され、新会長に五島康不二越工具事業部長が選出された。
 五島新会長は「世界的な半導体不足という自動車生産にとっての阻害要因が薄れきたと言われるが、ウクライナ問題は解決されておらず、EV化についても、日本は乗り遅れている感がある」としながら「工業会の2022年度の出荷金額は、大台の5000億円台まで、もう少しのレベルにまで回復。今年度は5000億円達成へと駒を進めていきたい」との意欲を語った。
 日本機械工具工業会が発足して8年が経過する中、会員数は122社から140社へと拡大を見せている。
 2023年度の生悦住賞には、元オーエスジーの桜井正俊氏が授賞、新庄賞にはアライドマテリアルの渡辺儀男氏はじめ、18人が選ばれた。
 2023年から2024年にかけての主要行事には、9月のEMOツアー、10月26日から金沢に1泊で秋季総会が予定され、2024年が明けた1月16日には東京會舘で新春賀詞交歓会、9月にIMTS、そして11月5日からはJIMTOFへの参加が計画されている。

功績が称えられ、生悦住賞、新庄賞を授賞した業界功労者
功績が称えられ、生悦住賞、新庄賞を授賞した業界功労者

機械工具工業会総会
機械工具工業会総会