ユーザー、販売店交えたエンドミル勉強会開催が実現。フジBC技研にとっても同行PR具体化の機会に

フジBC技研株式会社

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フジBCの国興展出展ブース

フジBC技研の伊藤社長を訪ね、今期に入って以降の業績推移や新三協工具を巡る活動内容等について、一線営業の動きも織り込んで紙面化することにした。

 工具、セミドライ関連ともに、4月、5月は悪くなかったそうで 「特に工具は特殊仕様のカッタの伸長、新三協工具関連のエンドミルの動きが目を引いた」と言う。
 エンドミル関連では、西日本の販売店およびユーザー先を一堂に集めての、勉強会開催も実現。
 「商材の知識を深めて頂くと同時に、販売店の方と同行PRを組んでいく機会にも繋がっていく」メリットは見逃せないだろう。
 7月に入れば、注力エリアに掲げる中部・九州方面の販売店にも勉強会開催を呼び掛けていくほか「テスト加工の提案や現場での困りごとを聞き出せるような活動も同時に展開していく考え」だそうだ。
 また、リアルと言う点では、地域の有力商社主催のプライベートショーにも積極的に参加。「最近では、長野の国興などの展示会に出展した」ようだ。
 最後になるが新三協工具の新商品とラインナップ拡充を紹介したい。
 高硬度鋼用スクエア6枚刃「HF6MH」を新たにリリース。45°のねじれ角により、良好な仕上げ面を実現(側面加工)。φ6~φ16までをラインナップしている。
 ラインナップ拡充については順次展開しており、また、高硬度用4枚刃「HF4MH」(φ3~φ12)はロングタイプを新たに加えた。DLCコートは、2枚刃ボールエンドミルを全て在庫化した。さらに鋼用エンドミルの奇数径やコンマ刻みのサイズを増やし、手の届きにくい加工領域にも対応できるようにした。