統一テーマは加工効率の改善、ダイジエット工業
ハード1面達_SFSV
高送り加工用工具の「SKSエクストリーム オータム得々キャンペーン」が9月1日からスタートを切った。
メカトロテックでも、ワークショップで、「高送り新時代」として、金型の切削加工工程における、切りくずの排出量の多い荒加工、金型製作のリードタイム短縮へ寄与する有力ツールとして紹介される予定。
両面6コーナ仕様の「高送り」がキーワード。シリーズ全体でも「加工効率」を重視する。
ソリッド工具の新製品で見落とせないのが3枚刃の「ハード1面達」。高硬度材(70HRC)の面取り加工に照準を当てているが「V溝加工、穴面取りやセンタリング加工も」可能だ。
ドリルと言えば「ストライクドリル」と指名されるレベルの拡販を目指して、東奔西走する営業マンが目立ってきた。
喰いつきに優れる独自のカーブシンニング、切削熱・切削抵抗を抑える新マージン形状、切りくず排出性に優れる溝平滑処理・・・ドリル性能向上のノウハウが詰め込まれている。ロールタップ下穴加工用ストライクドリルもラインナップされている。
エンドミルで注目したいのが「ワンカットボール70」。70HRCまでの高硬度材加工が可能な4枚刃ソリッドボールエンドミル。4枚刃仕様とすることで加工の効率化を実現させている。
このほか、プレス金型の2番逃がし加工用工具「アンダーカッタ」、肩削り加工用カッタ「SIC-EVO」、フランジ付き刃先交換式「TA-EZドリル」などが提案、アピールされる。
メカトロテックでの統一した問題意識は「加工能率の改善」。実りの秋に相応しい内容に注目したい。