自動ジョー交換システム「BR-AJC」を参考出展
自動化・ロボット化の流れを意識する北川鉄工所

株式会社北川鉄工所

株式会社北川鉄工所

HRS08

パワーチャック「微減」、NC円テーブル「横ばい」、パワーバイス「減」・・・北川鉄工所グローバルハンドカンパニーの前年上半期比のコメントとなる。
「新製品開発のスピードアップ図る」
 広報担当者は「大枠では横ばいの『着地』だが、現在、グローバルハンドカンパニーでは、新製品の開発とそのスピードアップに力を入れている」と製品力の強化に触れるとともに「メカトロテックでは、自動化・ロボット化の流れで自動ジョー交換システム『BR-AJC』を参考出展させて頂く。次世代スタンダードチャックBRシリーズを用いての対応となる」。
 仕様的に特長を記すと①ジョーを脱着しても把握精度0・001ミリT.I.R.以下②ナットランナ―を用いた自動ボルト締緩により、チャック本体はそのまま使用可能③従来よりも切粉の清掃が容易となる。
 チャック関連では、薄型DLチャックの新製品「DLR」シリーズの提案も見逃せない。
 また、シリンダ内蔵の高速パワーチャックとして新製品の「HRS08」、高精度位置決めに対応するパレットクランプ「PCX138」も要チェックだろうか。
 このほか、NC円テーブルの分野からは、新製品として「RKT500」を出展。30番主軸のマシニングセンタに搭載可能なコンパクトな設計で「最大φ500ミリ」のワークの積載が可能だ。

RKT500
RKT500