デジタルプロファイル研削盤「SPG-XV」を出展、披露した和井田製作所 「感覚的に使える良さをアピール」

株式会社和井田製作所

株式会社和井田製作所

久保副会長(右)と比良部長

和井田製作所は、デジタルプロファイル研削盤「SPG-XV」をメカトロテックブースに出展、披露した。
 比良営業部長は「9月から販売をスタートさせた。昨年のJIMTOF出展以来、好反応を得ている新製品で、従来のプロファイルに比べ、感覚的にお使いいただける良さを、中部エリアのお客様にも体感してもらうことを狙った」とのこと。会場では来場者が実際に加工を体験することが出来、常に人の絶えない状況となっていた。
 高い汎用性を維持しつつも、精度の高いデジタル投影機を搭載し、チャートレス・スキルレス加工を実現させ、ワークの高精度計測を可能とした。誰もが簡単に高精度加工を実現できるようになったと言ってもいいだろうか。
 「熟練オペレータ不足解消への回答のひとつ」として加工現場に対し独自の提案をしている。

特長は以下の通り。
 ▽高精度デジタル投影機を搭載、CADデータの直接取り込み、チャートプロッターによる作図が不要
 ▽オペレータによる目視誤差を解消し、誰でも高精度な加工が可能
 ▽オペレータを支援する多彩なソフトを開発。感覚的な操作、ミスの低減、加工時間、段取り時間の短縮により生産性の向上を実現
 ▽高さ調整が可能なモニターとペンダントを採用したストレスのないオペレーターフレンドリーな操作感
 ▽安全性と使いやすさを配慮したフルカバー対応(オプション)
本機で自動化へのアプローチも行っていくとのことで今後の提案にも注目したい。