ファーストクラスディーラー総会開催—イスカルジャパン。総合切削後部メーカー強調した岡田代表。1社加わり総勢18社に
第2回FCD総会で挨拶する岡田代表
イスカルジャパンは、4月18日、帝国ホテル大阪(大阪市北区)に於いて、全国の販売上位特約店(FCD認定店)および関係代理店を対象に、第2回ファーストクラスディーラー総会を開催した。昨年1月に発足、17社でスタートしたFCD会は、今年から新たに1社が加わり18社で2年目のスタートを切った。
総会の冒頭、挨拶に立った岡田代表は、切削工具の「消費ニーズの動向」についてグローバルのデータをもとに説明。超硬材質以外の多様なニーズに対して、漏れなく製品供給すべく事業を拡大し、「総合切削工具メーカー」として変貌をとげているイスカルの立ち位置をアピールした。
続いて営業部 和氣本部長が登壇し、昨年のイスカルジャパン及びFCD各社の実績と、1年を通した活動報告を行うとともに「FCD各社とイスカルジャパン間にて、相互利益を主旨とした一層高いレベルでの『製販パートナーシップ』を築く」という、FCD会設立の意図を改めて確認した。続いて流通戦略部 但馬部長は、代理店と一体となって販売環境を整備する同部の役割を説明すると共に、一例として以下のような3つのデジタルツールを紹介した。
●グローバルでの成功事例を共有する「INDUSTREALIZE」(インダストリアライズ)
●20種類の便利ツールを集約したスマホアプリ「ISCAR WORLD」(イスカルワールド)
●対面セミナーに加えて、切削の基礎知識が学べる自己学習ツール「eラーニング」。
総会の後半には、売上実績をはじめとする、各評価指標(KPI)項目において上位の成績を収めた認定店の表彰を行い、その後、特別講師による講演会を行い、終了した。 総会後は、同ホテルにて懇親会を開催し、情報交換や交流を行うとともに、今年の各社の目標必達を誓い合った。