鉛筆書きによる迫力ある挿絵に話題沸騰。加工改善事例紹介でイメージ力発揮。ダイジェット工業、林さんの「作品」でHPも注目度アップ

ダイジェット工業株式会社

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インターモールドでアテンドする木村室長。挿絵の魅力を改めて感じた

ダイジェット工業のホームページ。製品紹介を覗いてみると「加工事例・お悩み改善」と言う項目が出てくるが、そこに力強いタッチで挿絵が添えられている。
 木村営業企画室長によると「昨年2月にホームページに公開させて頂いた。管理部長を役職定年後、営業アドバイザーとして、昨年から営業に復帰して新規顧客開拓に当たっている林が描いている」と説明する。
 営業スタッフ時代の2001年から2006年まで、林さんは、当時、販促のための社内新聞に、ほぼ毎週のように挿絵を投稿してたと言う。「再開した」のが、実態らしい。
 4月に出展したインターモールド大阪はブースの壁に沿って、挿絵とともに新製品が7点紹介されていた。
 なかでも、インターモールドに照準を定めて出展された「M12下穴加工用TAドリル(TTD形)」は、自動車ボディープレス型の挿絵を通じて、より分かりやすく脳裏に刻まれ「M12の下穴をノンステップで一発加工できる」「ハイスドリルからの置き換えで加工時間80%短縮」と言うメリットを、より鮮明に印象づける効果があったようだ。
 「金型加工に伴う下穴加工。痒い所に手が届く製品特性を挿絵とともに、イメージして頂ければ幸いだと思った」。
 インターモールドを振り返って、来場者は、現場の方が多く、客層の良さを実感した、とも、木村室長は付け加えた。