中国製品の調達における総合力を提示する京二。JIMTOFでは、株洲、北京ワールドダイヤ、鄭州ダイヤ、上海ゾロン・・・
丸山中国プロジェクト室長
中国製品調達における京二の総合力を提示させて頂く‐と語るのは、丸山中国プロジェクト室長だ。
「日本でもお馴染みとなっている株洲はじめ、北京ワールドダイヤや鄭州ダイヤのほか、上海ゾロン、鄭州砥研、サイヨウといった、切削工具を中心とする、幅広い製品群をご紹介していきたい。いずれも競争力のある商品に集中させている」。
中国製品の日本における販売実績は、京二を特徴づける、今や、大きな柱であることは言うまでもないだろう。
中国最大の工具メーカーである株洲からは不等分割・不等リードのエンドミル「GMXシリーズ」とチップ交換式「ZSD」ドリルがアピールされる。
「GMXシリーズは高品質で低価格がセールスポイント。一方のZSDドリルは、工具寿命の点で評価されている、チップ交換式ドリルで、日本でも昨年から販売をスタートさせ、好評を得ている」。
社名が示す通り、北京ワールドダイヤは、φ0・1ミリ~ラインナップするマイクロPCDドリルを提案。
「すべて客先に応じた受注生産。ブランク材を豊富に在庫しているため、短納期対応が自慢だ。脆性材加工に効果が期待できる」。
特殊品対応が得意な鄭州ダイヤでは、ホルダとセットとなったPCD・CBNの溝入れインサートやボールねじ加工に特化したワ―リングチップなどが紹介される。
このほか、超硬やPCD工具の特注品の受注強化を図るため、上海ゾロン(超硬・PCD)、鄭州途研(超硬・ハイス)さらに大手メーカーの集研室で採用実績のある砥石メーカーのサイヨー、フッ素樹脂部品で定評のある素材メーカー、嘉興一冠などの商品説明が行われる予定だ。