ブルーム-ノボテストが創業25周年。山田社長引退、朝尾取締役の社長就任発表も

ブルーム-ノボテスト株式会社

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25周年記念式典の様子

ブルーム-ノボテストジャパンが創業25周年を迎え、11月9日には、都内のホテルで盛大に記念式典を開催した。日本で言う記念すべき四半世紀であり、式典にはファナックをはじめ、オークマ、牧野フライス製作所、松浦機械、碌々スマートテクノロジー、安田工業といった日本を代表する工作機械メーカーの代表が顔を揃えた。
本社からは初代のギュンター会長、2代目の現社長であるアレキサンダー社長が来日。
ギュンター会長は「1990年代当時、マシニングセンタで日本はすでに50%のシェアを占めており、重要なマーケットとして成長するなか、弊社としても日本市場への参入を試みようとした」との経緯に触れ、アレキサンダー社長は「日本のスタンダードは弊社にとってのベンチマーク」との認識を示した。
「計測・自動化の新技術の開発を今後も期待」(ファナック)「イノベーションに表される変化が大切」(オークマ)などの祝辞が寄せられるなか、山田社長の年内の退任と朝尾取締役の来年1月1日付の代表就任が明かされた。
山田社長は「充実した人生を過ごしている。来年からは、(ブルーム-ノボテスト)とは株主としてだけの関係になる。これからもブルーム-ノボテストを宜しくお願いします」と御礼の言葉を残し、朝尾取締役は「科学、工学に興味を抱き、学生時代は機械工学を専攻。切削加工はわからないことだらけ。アプロ―チすることの興味を覚えるようになってきた」と業界に即した挨拶で締めくくった。