ノダプレシジョンの社長に築山氏就任。OSGで15年の営業経験積む

ノダプレシジョン 株式会社

ノダプレシジョン 株式会社

築山社長

ノダプレシジョンの「新たな顔」として、築山守代表取締役が就任した。第一印象として目に焼き付くのは、何と言っても背の高さだろう、190センチあると言う。
 「2002年にオーエスジーに入社し、バスケットチームの一員としてフェニックスに在籍。4年間の大半をバスケットボールで汗を流し、その後、カスタマーサービス部門で切削工具について認識を深め、営業の戦線に配属された」あと、「中部エリアで15年、直前では九州・中四国エリアで3年、営業経験を積んできた」大阪出身の45歳。
 営業活動引き継ぎを経ながら、顧客から別れを惜しまれつつ、前任の地を離れ、ノダプレシジョンには昨年12月末に着任した。
 「製造を見るのも、経営者として、経験を積んでいくのも初めてのこと。抱負としては、60人体制を敷くなか、生産性向上による利益体質の強化、チームとしての力を発揮していけるような雰囲気作りに努めていきたい」との思いのほか「弊社の課題はこれから具体的に掘り起こしていくことになる」としながらも「生産品目としてはPCD工具が売上の40~45%を占める中、更なるシェア拡大の為、リードタイムの短縮、回答納期の遵守率アップを掲げ(顧客から)最初に選ばれるメーカーになりたい」と抱負を語る先にはノダプレシジョンの強みを活かした売上げ・シェアUPを虎視眈々と目論む。
 石川会長、大澤社長からは「従業員と会話をして周囲を巻き込んで物事を進めることが大事」とアドバイスを受けたと言う。
 最新の加工機も増えてくるなか、新規案件獲得を目標に据えているのは言うまでもない。