東陽・創業70周年感謝の集い開催。自動車業界の100年に一度の変革期到来。「知恵の限りを尽くしたい」(羽賀社長)

株式会社東陽

株式会社東陽

感謝の集いに多くの関係者がお祝い駆け付けた

1955年1月に設立された東陽が、今年で創業70周年を迎え、1月15日には、名古屋市内のホテルで「創業70周年感謝の集い」を盛大に開催。地元の大村愛知県知事をはじめ、ファナック・山口社長、オーエスジー・石川会長、山善・岸田社長といった多くの業界関係者がお祝いに駆け付けた。

 愛知県の刈谷機械工業協同組合を承継した犬飼氏によって、東陽がスタートを切り、羽賀昭雄会長が「刈谷」の商社から「世界」の商社へと飛翔させた。70周年の足跡のベースは自動車産業の発展とともにあった。
 羽賀会長は「グループ会社含めて世界9カ国、営業拠点70箇所、東陽グループ1500人という弊社の現在の姿は、自動車産業の成長抜きには語れない。また、本日、参集頂きました皆様のご支援、ご協力なくしては成し得なかった。改めて感謝申し上げる次第であり、次は、100周年に向かって努力していくことになる」と挨拶した。
 続いて羽賀社長は「我々が事業基盤とする自動車業界は、100年に一度の変革期を迎えている。内燃機関車両のEV化に留まらず、少子高齢化によって、日本という国がマーケットの魅力を失いつつある中、生産、販売拠点の移り替わりと変化に対応していく必要がある」と指摘しつつ「70周年の歴史しか知らない弊社にとって、到来してくるであろう、未曽有の危機は、新たな社歴をつづる『一里塚』と考えたい。ピンチはチャンスであり、知恵の限りを尽くす。乗り越えられない困難はないと思う」と将来を見据えた。
 来賓あいさつで登壇した大村知事は「私の活動のベースが刈谷にあり、その繋がりでお招き頂いた。創業者の犬飼会長、羽賀昭雄社長時代、ご指導賜ったことに今も感謝しているが、特に昭雄会長が、トヨタグループの海外展開とともに、東陽を発展させてこられたこことは印象深い。愛知県の2022年の製造品出荷額は52兆円に達し、2023年は57兆円にまで拡大が見込まれている。愛知県を盛り上げ、日本を盛り上げていきたい」との思いを語った。
 ファナックの山口社長は「ワンマンショーに象徴される展示会を商売の要とする」姿勢を高く評価し、オーエスジーの石川会長は「在庫の棚に保守部品が上手く在庫され、在庫を通じて、未来を見る思いがした」との感想を寄せ、山善の岸田社長は「顧客第一主義を貫かれ『顧客の近くで話を聞く』なかで経営戦略に反映させていく」考えに共鳴した。
 自動車産業激変のなか、東陽はどのような100周年を迎えるか。楽しみとしたい。


羽賀会長


羽賀社長


大村知事