多数の目を釘付けにしたクーラントホース「ヒルトライン」「バリ取り工具シリーズ」-ライノス
若林駿さん ヒルトラインの前で
足を止めて商品をじっくりと見る来場者が多くいたのが印象的だったライノスのブース。
ライノスは、「ミシガンデバリングツール」、「HSSバーレスリーマー」、そして「FBバーレスカッターシリーズ」等、ありとあらゆる切削加工現場でニーズが多い裏バリ取りやクロス穴のバリ取り工具を展示。
「来場者の中にはワークを持ち込まれ、バリ取りの相談を受けた」。また「ミシガンデバリングツールについて、一つの刃で異なる径にも対応できるよう加工の範囲を広げてほしい」との要望もあったそうだ。
今回のJIMTOFで初アテンドとなった若林さんに率直な感想を伺うと、「自社の商品に対するお客様の反応を見て、大手にないものを求めて当社ブースに来られているということを実感した」という。
商品の形状が来場者の目を引くそうで、「MEGAドリルリーマーの形状を見てブースに立ち寄った来場者があった。ドリルの刃数、刃の役割、仕上がりを説明すると興味を示された」。そして、もっとも来場者の目を引いたのが、ステンレス製クーラントホース・ヒルトライン。「ステンレス製ということもあり、値段が高いとの指摘があったが、強度、ブレない、錆びない、長寿命ゆえ半永久的に使用できるというメリットを提示し、長期的視野に立てばコストダウンとなることをアピールした」そうだ。
初めてのJIMTOFは、自らの課題も発見し、また「ユーザーから困りごとを直接聞くことができた」と、語る。収穫は大きい。
展示品をじっくりと見る来場者