フォルマージャパンがGTJでVGrind360Sを出展。圧倒的な加工時間短縮を実現

Vollmer_Zoller_NUM interface
GTJが近づく中、フォルマージャパンを訪問し、モーサー社長に出展の見どころを聞いてみた。
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出展機に即せば、超硬工具メーカーを中心に納入実績が高まってきた、全軸リニアドライブ搭載の「VGrind360S」の「動き」を見る、いい機会となる。
「高い機械剛性に加え、上下垂直に配置された2スピンドルによる自由度の高さが魅力。精度はもちろん、圧倒的な加工時間短縮を実現し、事例によっては他社の50%以下というケースもある」。
中径から太径の超硬工具づくりのサポートばかりか、CBN工具にも適用が可能だと言う。
「量産の現場からはウォーミングアップ時間が少なくて済む、といった『量産への手離れの良さ』が称賛され、さらにパレットチェンジャーやローダーを選択いただくことで、人手不足に呼応した自動化や無人化にも貢献できる」。
ソフトウエアでは、工具研削専用のソフトウエアメーカーである、スイスのNUMとのコラボレーションを追求。
「ドイツの匠とスイスの精密のマッチング。たとえば、難易度の高い0・1ミリのコーナーラジアスの研磨でも、ほとんどトライアルなしで達成できる」ばかりか「再現性も良好で、一度、試してみれば、限りのない、活用度の高さに直面するはず」と、モーサー社長から熱いメッセージが送られる。
「GTJでは、NUMの担当者も弊社のブースでアテンドを予定している。是非とも、質問やご意見をお願いしたい」。
チャッキングの世界では、日本での代理店ともなっている独・GDSのマイクログラインドチャックを推奨している。
「チャックボディーにおいて、振れと倒れの2方向の調整を可能とし、振れ精度は2μm以内を実現する一方、ボディーには皿バネが内蔵され、チャック着脱時のドローバーとの接続作業を不要にしている」。
品質保証の点では、ZOLLERの全自動工具測定機「genius」とインターフェースで繋がり、詳細に記録された計測データは、NUMのソフトウエアに送付される。
「GTJに出展しているZOLLERブースと我々のブースと連携して、計測データを実際に、ご確認いただくことができる」。
VGrind360Sにより、どのような工具づくりが可能となるか。確認するための加工サンプルも、ブースでは手に取ることができるそうだ。