セコ・ツールズ・ジャパン社長に大場営業本部長が就任。販売店との戦略構築、社員の能力アップに全力

大場社長
セコ・ツールズ・ジャパンの代表に就任した大場社長をMEX金沢出展ブースに訪ね、就任の抱負を含め、今後の方針を取材した。
前任者が退任し、3月末に社長就任への要請があったと言う。
「営業本部長を兼務しつつ、引き受けることにした。限られたマンパワーの中では、選択と集中が何よりも大切かと思う」との考えを述べながら「販売店との戦略の構築、社員の能力アップは避けて通れない」。
販売店をパートナーと位置付けると、コラボレーションを色んなレベルで追求していくことになろう。
「お互いの責任の所在を明確にしながら、協力して、拡販のための戦略を構築していければと思う。特にユーザーに密着し、サポートしていくには、販売店の協力なくしては成り立たない」。
他メーカーとの差別化では、ユーザーへのソリューション提供が要となる。
「この点で重要なのが社員のコアなエンジニアリング能力アップとなる。ソリューションプロバイダーを目指すと言う観点は、全社的なスローガンでもあり、加工技術を身に付けた営業マンの育成は喫緊の課題となっている」。
代理店の協力のおかげで、即納体制ができつつあると言う。
「一般産業分野における需要をはじめ、堅調なエネルギー関連分野ほか、航空機産業の需要にも期待したい」。
パブリックの展示会では、10月のメカトロテック出展も計画しているそうだ。