ワルタークラブ総会開催
講演会では「工具や加工に求めることは何か」

ワルターエワーグジャパン株式会社

ワルターエワーグジャパン株式会社

乾杯の発声をする小泉会長

ワルタークラブ総会の冒頭の挨拶で、小泉会長は、活動の再確認を行った。
 「アジアの製造業に目を向け、直接、訪問して、触れ合いの場を設定するアジア研究会、旬の題材をテーマとした講演会‐等を柱に、感想や意見を述べ合い、交流を深めていく機会を持つ。今後とも宜しくお願いしたい」。
 因みに事務局を担ってきたワルターエワーグジャパンは、スチューダテックとともに、ユナイテッド・グラインディングとして統合され、今年から再スタートを切っている。
 新製品紹介では、接触測定を補完する非接触式測定オプション「レーザー・コンツアー・チェック」、小径工具ニーズに即応した「ヘリチェック・ナノ」が取り上げられた。
 また、講演会では超精密な切削加工を担う青梅製作所の松原中部事業所長が講師として招かれ「工具や加工に求めること」を中心にアピール。折損しにくさ、切り粉の排出、切れ味、長寿命の微細加工用工具、刃持ちする難削材加工用工具、工具公差がしっかりと保証された高精度な総型工具などが要望された。


ワルタークラブ総会