インターモールド大阪中止。名古屋機械要素技術展は開催へ。
千葉・幕張で開催された機械要素技術展の会場風景。来場者は9割減に及んだそうだ
- 4月以降の感染の収束の見通しが不透明との理由でインターモールド大阪開催が中止決定された。
- 新幹線やビジネスホテルもガラガラ
- 全国各地で予定されていたイベントが相次いで中止となるなか、現時点では妥当な判断と言えるだろう。大手企業を中心に出張自粛・禁止は常態化し、新幹線やビジネスホテルもガラガラ状態。収束の目途が立たない以上、来場者の見通しも立たないだろう。
- だが、同じ4月15日から開催される名古屋機械要素技術展は、3月14日時点で中止決定がなされていない。「開催されるようだが、今の常識の判断からはずれているとしか思えない。当社は出展を中止した。案内状を出せる状況にないことは明白だからだ」とは、出展中止メーカーの責任者の弁だ。
- 千葉の幕張メッセで開催された機械要素技術展は9割に及ぶ大幅な来場者減となったことは記憶に新しい。名古屋で巻き返しを図る?すでに愛知県は100人の感染者を出しており、飲食店も、半ば休業状態で、ビジネスホテルも余裕の状態。「在宅勤務、テレワークが可能な場合はすべて、その方向になっている」。
- 中止するか否かは、主催者の判断に委ねられているとは言え、全体の傾向に反して「開催する」理由を聞きたいところだ。来場者数は通常通りとは考えにくい。取材訪問も躊躇している。