新社長登場-シュンク・ジャパン 星野泰宏氏 システムとして、顧客にソリューションを提案
星野社長
- 「メカメカしい製品群で構成され、まさにドイツの伝統を継承する代表格に挙げられると思う」とシュンクを形容する星野新社長の前職は、産業用ロボット業界で有数のメーカー、KUKAJapanの代表を務めていた。
- 「着任したのが5月。客先回りで感じるのは、当社、シュンク製品に対する信頼性の高さであり、たとえば、把持力が高いのに軽量といった特性が指摘できる。ドイツ製=品質の良さも定着しているだろうか」。
- 7月から、クランピング、グリッピング両分野とも上昇傾向にある。
- 「産業分野では、半導体、自動車関連が活発で、エリアでは中国、北米関連が、やはり堅調だ」。
- コロナ禍ゆえの訪問の制約は、あるものの、大手を中心にリモート対応が定着してきているのも事実。
- 「製品単体ではなく、システムとしてのノウハウを訴求しつつ、ソリューションの提案を実践していきたい。リモート対応では、HP等の動画で、シュンク製品のユニークな活用方法をご提案させて頂いている」。
- アプローチが可能な客先には、どのように対応していくか。新規顧客獲得と共に、課題に挙げている。
- 10月のメカトロテックではクランピング関連製品のアピールを中心に置く。
- 星野新社長は日本企業で生産技術の仕事に携わった後、シーメンスに移籍しFA関連の仕事に従事。ドイツにも赴任して、アジアの顧客をサポートした経験も。KUKAでは、日本支社の立ち上げから関わった。1971年生まれの50歳。東京都出身。