西日本ダイジヱット特約店会総会開催
7月には新たなフェースミルを投入へ

ダイジェット工業株式会社

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西日本特約店会表彰各社

第26回西日本ダイジヱット特約店会総会が6月10日、新神戸駅直結のANAクラウンプラザで開催された。
 生悦住社長はあいさつの中で「本日、利用させて頂いたホテルは、平成19年の第8回西日本特約店会に続く2回目。あっという間に月日が流れたことを実感する」と感慨深げに振り返りつつ「当時は電気自動車が話題に挙がり、工具の消費量が激減すると言われたが、今思えば、急激な変化は伴っていない。ホットな話題と言えば、アメリカの自動車追加関税。車が売れなくなる事態への対応に苦慮しているが、独立記念日の7月4日までに『ケリが付く』と思う」と述べ、拡販への協力を訴えた。
 森本会長が急遽欠席となり、代わって田中副会長(タナカ善社長)が議長に選出され、議事を進行。役員改選では、森本会長、田中副会長、長野会計監事の続投が決まった。田中副会長の挨拶で印象深かったのは、6月10日は「夢叶」の日と言われ「夢が叶う」という縁起のいい日であるとの指摘だろうか。忘れずにいたい。
 メーカーの業績発表では、古林常務が登壇。前期が売上高増加による増収増益を達成したこと、原材料からの一貫体制とその拡充を目指す合金設備やコーティングへの投資、三重事業所の屋上部にソーラーパネルの設置・・・などの説明が行われた。
 営業の詳細で高柳営業本部長は「今期売り上げを92億円と予想するなか、機械メーカーやツーリングメーカーとの協業、選ばれるメーカーとしての価値基準の把握、ウェブサイトを活用した技術コラムやお悩み改善コーナーのアップほか、Diemaster5G、エアロチッパーDLCコーティング、TA‐EZドリルなどを拡販、7月には新たにフェースミルを投入。西日本地区のキャンペーンも計画しており、ご協力をお願いしたい」と訴えた。