ダイジェット工業の中間決算は、大幅な利益改善。国内の健闘目立つ。
- 売上高が51億2400万円 ダイジェット工業(連結)の第2四半期(中間)決算によると、売上高は前年同期比5・9%増の51億2400万円、営業利益が同503・9%という大幅増の4億3000万円、経常利益でも245・2%と大幅に伸びて4億5900万円、親会社に帰属する純利益は同284・9%の2億9100万円と、利益面では特に大きな改善を見た。
- 連結売上高で、国内は同9・8%増の29億4900万円、輸出は同1・0%の微増で21億7500万円と、国内の健闘が目立った。前年同期に比べ、輸出は2・1ポイント減少し42・4%となったが、欧州向けが12・5%増え、5億8000万円となったことが目を引く。
- 製品別では焼肌チップが同4・7%増の6億3200万円、切削工具で同6・2%増の37億6900万円、耐摩耗工具が同4・7%増の7億900万円となった。 「切削工具は、昨年10月から受注が売り上げを先行するようになり、この流れがほぼ1年間、継続している。また、三重の新合金工場は12月からの稼働を予定しており、現在の受注増の要因にもなっている」と説明する。
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- 機構改革(12月1日付)
- 営業部を廃止し、国内営業部と海外営業部を新設し、営業体制の再構築行い経営資源の効率化、営業力の集約化を推進していく。
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- 人事異動(12月1日付)
- 国内営業部長(経営企画部次長)福井正徳▽海外営業部長(営業部海外室長)高柳文雄