西日本ダイジェット特約店会総会は韓国・済州市で開催
長野会長
- 第20回西日本ダイジェット特約店会総会が韓国・済州島で開催された。
- 記念すべき「成人式」とあって、7月11日から2泊3日の旅程で、ゴルフや観光も織り交ぜながら、会員相互の懇親がさらに深まったことも付記したい。
- 総会の冒頭、挨拶に立った長野会長(鋼和会長)は「私は済州が大好きで、今回で4回目。20回を記念して、海外開催を考えた」との済州選定の理由を語りながら、総会運営の協力を求めた。
- 生悦住社長は「前期の業績は、国内が支えて増収の結果となった。これも皆さまのおかげであり、感謝いたします」と謝辞を述べた後「私もあっという間に57歳。2006年に社長に就任し、早や13年で、時を経る速さ、スピード感に驚いている。全般に、世代交代の時期に遭遇しており、その点で職人気質の伝承の難しさを実感してもいる」と語った。
- ダイジェット行事で古林常務は「(前期決算について)自然災害の影響もあったが、緩やかに回復傾向を辿っていった。が、後半から、特に中国経済の減速が大きく影響し、売上高は1・1%の微増で99億9800万円」と述べつつ「売り上げに占める切削工具の比率が現在、73%で、私が入社した30数年前の40%に比べ大幅に伸長した。また、前期は、設備投資、新工場建設、注力製品の拡大等で23億2300万円という従来にない投資を図った。今期は、挑戦・独創・向上をスローガンに掲げた」とアグレッシブな姿勢を見せた。
- 国内営業を担当する福井部長からは、国内拠点の統廃合に触れた後「メインとなる金型、自動車、航空機の各分野向けに新製品比率を上げていきたい。今年度は既に6アイテムをリリースしており、ウインターキャンペーンに織り込んだショルダーエクストリーム、スウィングボールネオ、ハード1ボールが好評で、目標を上回る達成率となった。サマーキャンペーンも7月から実施しており、計画をクリアしていきたい」と決意を語った。
- ダイジェット工業は、注力している金型分野に向け、金型加工用工具3種「SKS‐GⅡ」「ショルダーエクストリーム」「スウィングミル」のラインナップ拡張を行い販売を開始した。
- 拡張されたのは以下の通り。
- ◆
- ▽SKS‐GⅡ(SKG/MSG形)モジュラーヘッドタイプ:工具径Φ35(3枚刃)追加=計1形番、標準価格35200円。
- ▽ショルダーエクストリーム(EXSAP/MSX形)モジュラーヘッドタイプ追加:工具径Φ26(2枚刃)、28、30、33、35(3枚刃)=計5形番、標準価格28500円~38300円。インサート:コーナR0・4タイプ追加(インサート材種JC8050、JC8118)、標準価格1710円。
- ▽スウィングミル(DSM形)低抵抗型インサート追加:先端刃IM‐CP43N‐PH、標準価格1400円。外周刃IM‐SP43GS‐PH、標準価格1100円。インサート材種はいずれもJC8050、JC8118
生悦住社長
参加各社代表の記念撮影
SKS-G2_ショルダーエクストリーム
スウィングミル-低抵抗形インサート