ダイジェットがインターモールドで加工サンプル持参の来場者に対応
インターモールドのダイジェットブース
- インターモールドのダイジェット工業ブースには、関東、東北、そして関西地方からの来場もあり「困っている加工サンプルを持参するなど、具体的な案件を持って来場される方が多く、内容の濃い話ができた」と広報担当者は語る。
- 特に航空機関連のユーザーさんとは、ブースで膝を交えながらの密な相談事が印象的だったそうだ。
- TAタイラードリルの寸法拡張、QMミルへの仕上げ用チップの追加など、この間、市場浸透に努めてきた新製品のラインナップのアピール努めていた。
刃先交換式ドリル 「TA タイラードリル」 寸法拡張
- 幅広い用途で使用できる、先端角が180度フラットの刃先交換式座ぐり加工用ドリル「TAタイラードリル」の寸法を拡張する。
- ▼製品名称 「TA タイラードリル」TLZD形
- ▼製品の特長
- ①TA EZドリルで定評のあるチップクランプ方式を採用。工具交換はチップのみで行えるため大変経済的。
- ②傾斜面や円筒面など不安定な被削材形状への座ぐり・穴加工や交差穴加工を下穴なしの状態からノンステップで行なえる。
- ③本体はタイラードリル専用に設計。併せて高剛性「Gボディ」を採用することで本体剛性を向上、安定した加工を実現。
- ④チップ材種はPVDコーティング材種「JC7550」を採用、独自の内部給油方式でプリハードン鋼やステンレス鋼でも長寿命化を実現。
- ⑤薄板の穴あけ加工において通常のドリルよりバリの発生が少ない。
- ▼主用途 炭素鋼、工具鋼、合金鋼、プリハードン鋼、ステンレス鋼、鋳鉄の座ぐり・穴あけ加工
- ▼追加サイズ 発売中、径14~32ミリの0・5ミリとびチップ37型番に加え、今回径14~20ミリの0・1ミリとび48型番を追加、全85型番に拡張。有効加工深さは工具径×1・5倍まで (本体は発売中1ミリとび19型番を共用)
- ▼標準価格 チップ:径14ミリ=1万円(税抜き)~
- ●発売開始 2017年4月11日(火)より
- ●初年度販売目標 3千万円(全サイズにて)