オリジナル製品「カットピア」の浸透に努めるフジBC技研。ビビリの相談で意見交換を期待

菅井サブリーダー
メカトロテック開幕を控え、輸入工具拡販を手がける菅井サブリーダーを訪問し、ブースでの見どころを聞いてみた。
フジBC技研が、溝入れ工具で日本市場でも評価の高い、ミルコーナと互換性のある「カットピア」の販売をスタートさせてから半年が経過した。
菅井サブリーダーは「まだまだ、知らない人が多いため、メカトロテックの場で、カットピアの認知度アップを図っていきたい。端面で深溝入れ加工という、用途は特化しつつも、産業を問わないため、ポテンシャルが高いアイテムだ。来場者のほとんどは、カットピアはもちろん、ミルルコーナさえ知らないと思うが、通常、問題になるのが、ビビリの発生であり、この点を切り口に、まずは来場者と意見交換ができればと思う」と語る。
販売から半年を経た現段階の、ミルコーナユーザーからは「カットピアはミルコーナと同等性能か、それ以上」との評価が寄せられていると言う。
「性能評価は使用条件でも変わってくるかと思うが、ミルコーナユーザーを想定した場合は、インサートとホルダを合わせて20%のコストダウンが図れるとアピールしていく考え」だそうだ。
菅井さんから工具関連でもう1点、アナウンスされたのが、昨夏から取り扱い始めた深穴加工用ガンドリルで韓国製の「東山(ドンサン)工具」。
「昨年のJIMTOFに初出展し、反応が良く、購入ユーザーからのリピートオーダーの割合が高い。ロウ付け技術への評価の高さ、2~3週間という短納期対応が好感されている」。
2製品に絞って紙面紹介させて頂いたが、ほかにも新製品が多数、提案される。是非、来場を!