コロナ禍による減速を押しとどめている新製品「シナジー735」 ブラザー・スイスルーブ・ジャパン

ブラザー・スイスルーブ・ジャパン株式会社

ブラザー・スイスルーブ・ジャパン株式会社

西社長

  •  今年も、あと一カ月強と押し迫ってくるなか、ブラザー・スイスルーブ・ジャパンの西社長を訪問し、現状を取材してみた。

 

 

  •  新製品効果による「コロナ禍」撃退の一幕とも言えるだろうか。
  •  西社長は「新製品のシナジー735を中心とした新規顧客獲得の成果が表れていると捉えており、仮に既存客のみで売り上げをカウントすれば、恐らくマーケット同様に減少していただろう」。
  •  日本市場では、製品力の口コミの影響も大きいと西社長は、指摘する。
  •  「新規開拓の分野で見れば、電気・電子系の半導体関連への注力も功を奏した。これは、グローバル全体の動きとも連動している。アプローチ分野は常に意識することが大切だと思う。また、当社グループは、コロナ禍以前からSNS系のデジタルマーケットに注力してきている。さらに日本市場では従来からの工作機械メーカー、工具メーカーとの連携でも上手く補完できているのではないか」。
  •  日本のマーケットにおけるポテンシャルはまだまだ、大きいと捉えているばかりか、海外、特に日系企業の進出著しい東南アジアにおけるアプローチも重要と指摘した。
  •  「営業ネタとも言える、新製品、差別化商品のアピールは、常に意識している。オンラインJIMTOFへも出展し、新製品を発表する」。