新規顧客獲得が寄与し、過去最高の売り上げを達成したブラザー・スイスルーブ・ジャパン 11月に油剤価格の改定も実施
西社長
- 2021年は計画予算を達成し、グローバル全体でも2020年比では2割以上のプラスとなり、過去最高の売り上げを記録したと言う。
- 西社長は「2016年の入社以降、一貫して追求してきたのが認知度アップ。海外メーカーにとってのPRとは何か、どうすれば購入に結び付くか、考え続けてきた。今期の伸びは、新規顧客獲得が売り上げ拡大に直接、寄与している形となった」と語る。「1936年以来、『収益よりも奉仕を先に』をスローガンに掲げる、ブラザー・スイスルーブの基本姿勢の大切さを実感する」とも語った。値段ではなく、総合的な製品メリットを享受してくれるユーザーが着実に増えてきている。
- 従来からの工作機械メーカーとのコラボレーションばかりか、コロナ禍における「巣ごもり」のなか、ブラザー・スイスルーブを「検索」し、現場で求められる「改良」にマッチングした商材との「出会い」も大きかったのではないか。 「この点では、シナジー735のような製品そのものによる差別化が功を奏した」と西社長はきっぱり。
- 市況的には、原油の高止まりや各種原材料の高騰など、予断を許さない課題が目白押し。
- 「欧米は切削油の価格見直しをいっきに図った。ジャパンとしても、各方面でのコスト高に直面し、価格是正の必要を感じて、11月には価格改定を実施したところだ」そうだ。
- 「来年はJIMTOFが予定され、当社も、このタイミングでユーザー成功事例の発表会を実施していければと思っている」。
- ユーザー間の交流の場としても、楽しみなイベントになる。