「最先端」「高精度」をテーマに、レーザーラインウルトラ、ビジョンダイヤモンド400L ヘリチェックプラスを出展‐ワルターエワーグジャパン

ワルターエワーグジャパン株式会社

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ショールームに設置されているビジョンダイヤモンド400L

 

  • 砥石交換装置(AWC)付きのヘリトロニックパワー400が3月の独・グラインドテックで発表され、日本でも4月以降、受注実績が積み上がってきた。
  •  「全長380ミリまで対応できるようにもなり、新規ばかりか、従来のパワーからの切り替え需要も発生して好スタートを切っている。パワー400とパワー400ダイヤの拡販は、ドイツ本社の意向にも沿っており、日本市場での、さらなる浸透を目指したい」と池田社長は語る。
  •  エワーグ機では、コンパクトライン、エヴァマティックリニア、レーザーラインウルトラが引き続き、注目機種に挙げられよう。
  •  「JIMTОFでは『最先端』『高精度』をテーマに掲げ、レーザーラインウルトラ、ビジョンダイヤモンド400L、そして、測定機のヘリチェック・プラスを出展。ビジョンダイヤモンド400Lには2016年に発表された新電源が搭載されており、ソフトウエアのツールスタジオでも利用できるようになっている」。
  •  レーザーラインウルトラでは、小径PCD工具のデモ加工の実演に加え「来場者にVRチェアに座っていただき、機械操作の擬似体験を通じて、身近に感じて頂ければ」といった趣向も。ビジョンダイヤモンド400Lでは、ソフトウエアの「進化」が要チェック事項となる。
  •  今期も残すところ、あと1クォーターとなった。
  •  「ワルター機、エワーグ機とも高水準をキープしている。測定機の反応もいい。が、前期に比べた、今期の引き合い、受注の特徴は単品受注が多くなったことで、1社から複数台というケースがあまり見られなくなったことが指摘できる」そうだ。
  •  日常的な活動では①古い機械の入れ替え②研削盤+測定機のセット販売‐というキャンペーンが奏功している点は見落とせない。
  •  「入れ替えは、スタートして1年半、ようやく実を結ぶようになってきた。買い替え需要を刺激し、スピード、精度といった面での顧客満足度向上ばかりか、当社にとっても電気系統部品などの供給面での難しさを一掃できるメリットがある。セット販売はことしの3月からで、確度の高い引き合いに繋がってきている」。
  •  営業スタッフが増員され、今後の活動強化への布石を打った。
  •  「継続課題になるのは、やはりサービス能力の向上。好調な受注は、据え付け台数の増加へとつながる。そのような状況で、アフターフォローのきめ細かなサポートはますます重要になってくる」。
  •  JIMTОFではでは、UGGとして出展、20小間を確保。ブース内ではスチューダとの共同展示となる。

 

池田社長

池田社長