インターモールドでプレシジョンセンタ「PJ303X」を出展。「微細形状加工のご確認を」と訴える 三井精機工業広報担当

三井精機工業株式会社

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グラインディング・テクノロジー・ジャパン展でPJ303Xが披露された

  •  三井精機工業の精機事業について広報担当者は「引き合いが増えつつある。内容を吟味すると、更新需要も多い。だが、具体的な設備導入まで、やや時間はかかるだろう」と語る。
  •  目前のインターモールド東京では、今年、2021年から販売をスタートさせたプレシジョンセンタ「PJ303X」を出展する。
  •  「動画だけでは伝わりにくいので、HRC58~60の超硬の、マイクロニードルなどの加工サンプルを展示。微細形状の加工をご確認いただきたい」と訴える。
  •  熱変形を考慮した門型コラム構造、直線軸には高速駆動リニアモータ、回転軸はDDモータを採用。オプションで、機内でのワークや工具の自動計測を選択することも可能で、自動運転への「扉」も開かれている。他に高精度ジグ研削盤「J350G」も出展される。
  •  「フルカバーとなった初めての機種。従来、2ミリだった砥石自動切込みストロークを53ミリにまで拡大。操作盤はタッチパネル式〝15LCDを採用している。オプションでATCを選択でき、高能率な自動運転も視野に入れることができる」。
  •  2021年度は、ユーザーの購買意欲が高まりつつあるなか「新機種拡販の年にしていきたい。中・小型機への引き合いを受注へと繋げていきたい」と意欲を高めている。