51組133人に限定し、工場見学会開催した三井精機工業
PJ303Xの加工サンプルに見入る見学者
- 三井精機工業は3月9日~11日の3日間、昨年に引き続き、本社工場・精機棟内で工場見学会を開催。コロナ禍に留意して、51組133人に限定したそうだ。因みに、報道関係者も1人ずつ対応して案内され、密を回避する手立てが採られた。
- 「2021年度の実績は、コロナ禍前の2019年レベルに近づき、受注ベースでは、北米を中心とする海外6,国内4の割合。訪問不可のケースも多いが、Web立ち会いでも実績が積み上がってきた」と見学に先立ち、広報担当者から近況の説明を受けた。
- 見学では、精密微細加工機「PJ303X」をはじめ、5軸加工機「Vertex100X」、ジグ研削盤「J350G」、ねじ研削盤「GSH200A」など、多様な製品群を目の当たりにした。
- 筆者が特に足を止めたのが微細加工機の柱として育てていこうとしている「PJ303X」で、寅年にあやかった虎の意匠加工サンプルが目を引いた。 「HRCのスタバックス材(ワーク寸法で50×50×30mm)を4時間半で加工。表面粗さはRa0・12ミクロン」との説明を受けた。
- 4月のインターモールド大阪にも出展が計画されている。
- 「熱変形による姿勢変化を考慮した左右対称門型コラム構造、直線軸には高速駆動リニアモータ、回転軸にはDDモータを採用している。機内でのワークや工具の自動計測が選択でき、自動運転を可能とする」。
- 是非、インターモールド大阪にも来場を!と訴える。