日本ハードメタルの九州北方工場完成、開所式。超硬素材の研削工程担う。

日本ハードメタル株式会社

日本ハードメタル株式会社

熱気球からの眺め

日本ハードメタルの九州北方工場(佐賀県武雄市北方町大字大崎5173‐9=武雄北方インター工業団地内)が完成し、10月11日には、開所式が催された。

 

九州北方工場は、同社九州橘工場から北東約5キロに位置する武雄北方インター工業団地内に建設された。敷地面積24000㎡の広大な土地に床面積6600㎡の工場と2階建ての事務棟を建設。50台の車を収容できる駐車場も完備する。

工場内には、新たに導入したもの及び橘工場から移設したものを含め合計140台の機械が設備され、このうち、ロボットが10数台導入されている。北方工場の従業員は97名、うち30名は同工場建設にあたって新たに雇用したそうだ。

北方工場では、橘工場で焼結された超硬素材の研削工程が行われる。今年9月下旬より稼働を始めた。

開所式に先立ち、最初に熱気球係留飛行が行われ、乗船した出席者は、工場とその周辺の自然豊かな眺めを空から堪能した。

 

続いて、工場見学、彫刻家三澤憲司氏が制作したモニュメント「光・輝き」の除幕式が行われた後、事務棟2階にて開所式並びに竣工記念パーティが催された。

開所式では、はじめに小野克比古日本ハードメタル社長が主催者挨拶し、開所式を無事に迎えることができたことの喜びと訪れた人々への感謝の言葉を述べた。そして、今年9月に逝去された大沢輝秀オーエスジー会長が「この場にいないことが残念」と述べるとともに、北方工場が高精度研削工場として、オーエスジーグループの発展に貢献することを誓った。

来賓祝辞として登壇した小松政武雄市長は、平成2年に建設された橘工場に続き、北方工場建設が武雄市の雇用に貢献していること、工場名に北方の名が入ったことへの感謝を述べるとともに、日本ハードメタルの発展を念願した。

また、石川則男オーエスジー社長は、工場開所の祝辞を述べるとともに設立にかかわった関係者に謝辞を述べた。そして、オーエスジーグループは、「2020年に連結売上高1500億円を目指す」と発表。日本ハードメタルは、着実に増加する超硬合金の生産に関わる最重要の位置にあると述べ、北方工場の成功を念願した。

 

さらに、施工者を代表して松尾哲吾松尾建設社長が祝辞を述べた。

竣工記念パーティでは、乾杯を彦坂光義オーエスジーコーティングサービス社長、中締めを早坂哲朗オーエスジー常務が行った。