出荷金額、生産金額ともに今期は5100億円突破確実な勢い 日本機械工具工業会

日本機械工具工業会

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挨拶する牛島会長

 

  •  ひと頃のような受注の勢いは無くなってきている‐日本機械工具工業会の賀詞交歓会で牛島会長が、そう語った。だが、4月~11月の生産金額は3467億円(8・9%増)出荷金額では3442億円(9・7%増)と、通年で、ともに5100億円を突破する勢いにあり「5200億円は達成していきたい」と意欲を覗かせた。
  •  工作機械の受注目標は1兆6千億円と設定された。ロボット関連も軽く1兆円を超えていく見通し。自動車も増大が見込まれる。工具を取り巻く周辺環境は引き続き堅調が予測される。
  •  来賓祝辞で経産省の玉井課長は「切削工具は日本の製造業の基盤。競争力向上に向けた、工具の可能性を感じさせるが、新しい加工システムの提供もお願いしたい」と激励した。

 

機械工具工業会の賀詞交歓会

機械工具工業会の賀詞交歓会