日進工具が「精密・微細加工技術展」(パシフィコ横浜、1月29日・30日)開催 工具、機械、ツーリング、ソフトウエア・・・トータルに提案
後藤実行委員長
- 日進工具は1月29、30の両日、3回目となるNS TOOLプライベートショー2020「精密・微細加工技術展」をパシフィコ横浜で開催する。
- 実行委員長の後藤勇二海外営業部長は「精密・微細の世界がどんどんと広がりを見せるなか、更なる市場拡大を狙っていきたい。本展示会は工具や機械のみならず、ツーリングやソフトウェアなど多くの企業・団体に出展いただき、精密・微細加工に関わる情報が一手に入手できる場所になる。精密・微細の世界に関わっているユーザーだけでなく、これからアプローチを検討しているユーザーにも、最新の技術を紹介、披露できればと考えている」。
- 微細=日進工具と言う構図を技術的な裏付けとともに、明瞭にしていく企画とも言い換えられるだろうか。
- 「機械メーカーとのコラボレーションでは、5軸加工機やリニアの高速機を中心に体感して頂き、鏡面加工や5軸加工について、技術スタッフと交流して頂きつつ、様々な疑問、ご意見に対応していきたい」。
- 加工技術の提案では、従来から展開されている工具、機械、CAMなど、トータルな連携とその進化に期待できるだろう。
- セミナー関連も充実しており、初日の松岡 甫篁氏(松岡技術研究所)による基調講演や2日目には特別講演も予定されている。
- 「中国経済の現状について、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のチーフエコノミスト、李 智雄氏をお迎えする。米中貿易摩擦の負の影響が、世界中に広がっている、その複雑な連鎖を読み解くうえでの中国経済の現状に対する知見であり、とてもユニークで興味を引く内容になるかと思う」。
- もちろん、日進工具の開発、営業技術スタッフによる講演も見逃せないだろう。「技術フォローが最も大切」(後藤委員長)という、日頃から蓄積されたノウハウに接することができるからだ。
- また、会場では日進工具の工具を使って顧客が製作したサンプルも出展、展示される。
- 「現場ならではの製作品であり、プレス型、プラ型、樹脂型等、それぞれの金型メーカーに出展頂きながら、今後、お客様同士のネットワーク網がより強力に発展するようお手伝いできれば」。
- 社是でもある「SOFT HARD HEART」を旨に、後藤委員長は接客に努める、その士気は高い。
- 詳細は、是非、足を運んで、触れて、感じて‐是非、ご来場あれ!